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「福祉用具専門相談員」は福祉用具の専門家!

「福祉用具専門相談員」は福祉用具の専門家!

福祉用具専門相談員の稲毛将人と申します。このコラムでは、私が勤務している福祉用具等の販売・レンタルを行う企業「あおやまメディカル」を通じて得た情報を基に、このコラムを見ている方の参考になる情報を「福祉用具の専門家」の視点でお伝えします。
福祉用具は2000年の介護保険制度から今日に至るまでに劇的な進化をしてきました。特に安全面では、福祉用具製品の安全性はもちろん、各事業者のメンテナンスサービスの提供や注意喚起の徹底によって、利用者や家族が安心して日常生活を過ごすことができています。また機能面やデザイン性についても、メーカーの技術革新により格段に向上しており、ニーズに適した福祉用具を数多くの中から選択できるようになりました。
ただ、どんなに福祉用具が進化しても、利用者や家族に適した福祉用具を専門家抜きに選択するのは、福祉用具の独自性から考えるとおすすめできません。福祉用具専門相談員などの福祉用具の専門家をぜひ是非頼って下さい。一緒になって最適な福祉用具などを選んでくれるはずです。

「介護の駆け込み寺」の役割

あおやまメディカルは、新潟市中央区にある新潟ユニゾンプラザ1Fの「福祉機器展示室」を運営しています。展示室には様々な福祉用具や日常の生活に役立つ展示品または販売品が陳列されていて、来場者の要望や相談に福祉用具専門相談員の資格を持つスタッフが対応しています。


福祉用具は突然必要になることが多いので、来場者は時期や時間、平日祝日問わずお越しになりますが、中には「介護を全く知らない方」や「困り事を抱えている方」が来場します。明確に数値化しているわけではないですが、決して少なくない数と認識しています。一例を挙げると…
「娘に言われ、夫の介護保険を申請したいが、申請のやり方を教えて欲しい」
「父親に合う杖を探しているが、どんな杖が本人に合うのか実物を見ながら決めたい」
「義父がリハビリ施設で履く靴を探しているが、靴屋に行ったらここにあると言われて来た」
「急遽母親が退院することになり、介護ベッドと歩行器を準備するよう病院から言われた」
…と内容はもちろん来場者層も様々です。このような来場者を迎え入れ対応できる「介護の駆け込み寺」の必要性は、どんなに介護保険制度の認知度が高まっても、インターネットが普及しても無くならないと私は考えています。展示室の存在は、広く認知されているとは言えない状況ですが、これまで以上にSNSや宣伝活動等に力を入れて「福祉機器展示室に行って相談しよう」と思ってもらえる方が増えるように取り組んでいます。
https://otonakomachi.com/company/amiel/

時代と共に変化する介護業界と福祉用具の役割

ここ数年で私たちの生活は一変しました。それによって私たちは得られたものや失われたもの、楽になったことや大変になったことがたくさん存在すると思います。私はこの現象はさらに加速していき、留まることはないと考えています。
こと介護現場においては、介護現場における生産性の向上は急務で、この課題に本気になって取り組まなければ、現状よりもさらに状況は悪化します。残酷な話ですが、引き続き「ケアの質の向上」「仕事のやりがい」「働きやすい職場環境づくり」を実現していく為には、現状維持での取組みでは極めて困難であると言わざるを得ません。この状況は「介護業界の未来に立ちはだかる壁」と私は考えています。
私たちあおやまメディカルはこの課題に対して「福祉用具」で解決していきます。例えば福祉用具を活用した勉強会やセミナーを開催したり、伴走支援(※)から求める成果に向けて一緒に取り組んでいく・・・などができます。
福祉用具を活用して「移乗動作が負担なく安全に行えた」「精神的な負担が軽くなった」「夜間帯の訪問する回数が減った」などの声を増やしていきます。 あわせてユニゾンプラザ1Fの福祉機器展示室でも、来場者の要望に応える展示品や販売品を取り揃え、皆さんのお越しをお待ちしています。
※伴走支援とは?
https://carerobo-pf.jp/support.html

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稲毛 将人

稲毛 将人

あおやまメディカル(株)

あおやまメディカル(株)営業部 法人営業課 所属 2002年入社。 高齢者や障がい者が抱える問題を福祉用具や住環境整備で解決する福祉用具の専門家として新潟市を中心に活動。主に福祉用具全般、リフォーム、施設物品に携わる。

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