次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
- 介護支援専門員は、利用者の入院時に、退院後の利用者・家族の生活について医療機関に伝えることが重要である。
- 退院後の居宅サービス計画の立案に役立つ情報には、入院期間中に介護支援専門員に共有される情報が含まれる。
- 退院前カンファレンスに家族が参加する場合もある。
- 退院後の訪問看護は、介護支援専門員が指示する。
- 退院当日は、介護保険サービスを利用できない。
答え:1.2.3
【問題34】の解答解説
1…正しい。
介護支援専門員は、利用者が退院後にもスムーズに在宅に戻れるよう準備しなければなりません。在宅に戻ってからの生活の方向性や意向、環境等についてもあらかじめ医療機関に伝え、退院に向けての準備や状況について連携をとり、退院後の生活をよりスムーズに送れるよう準備を行います。
2…正しい。
入院中にどのような治療を受けたとか、どんな薬が処方されていたのか、どのようなリハビリを受けたのかといった、入院中の状況を把握しながら、退院後の生活の送り方や配慮する点などを居宅サービス計画の立案に役立てます。
3…正しい。
病院において治療を担当していた治療チームとこれから在宅で支援する支援チームとが連携し、協働で支援できるように退所カンファレンスを実施します。退院前カンファレンスに本人・家族・介護支援専門員が参加します。退院に向けた準備を考えると、退院に向けてどのような準備が必要なのか、どのように進めるか、利用者、家族で準備はできるのかなど、情報共有して検討することは想定されます。
4…誤り。
退院後の訪問看護は、介護支援専門員ではなく医師が指示します。 医療系サービスを計画に位置付ける場合は医師の指示が必要です。また、訪問看護を提供する事業所は、サービス提供の開始に際して主治医による訪問看護指示書の交付を受けなければなりません。
5…誤り。
退院と同時に、 介護保険サービスを利用できることが大切です。 そのためには、サービス担当者会議を開くことになりますが、退院当日に利用者宅で開催することで、 サービス利用が切れ目なく行えることになります。 サービス担当者会議を開催するのは介護支援専門員です。 例えば、退院が午前中の場合であれば、退院日の午後にサービス担当者会議を開催し、在宅主治医には往診を依頼し、訪問看護師、訪問介護員、福祉用具専門相談員なども参加して情報を共有することによって、利用者・家族の意向を踏まえた、 総合的な援助の方針を確認していくことになります。
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