次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
- 「指輪っかテスト」は、サルコペニア (筋肉減弱症) の簡便な評価法である。
- フレイルとは、健康な状態と介護を要する状態の中間的な状態である。
- ロコモティブシンドロームとは、認知機能の低下によって起こるフレイルである。
- 要支援と認定された者では、介護が必要となった原因の第1位は認知症である。
- 配偶者との死別による心理的苦痛を和らげるには、ソーシャルサポートが有効である。
答え:1.2.5
【問題26】の解答解説
1…正しい
「指輪っかテスト」は年齢を重ねていくとともに筋肉が衰えていくサルコペニアという現象を簡便に自己評価できるテストです。サルコペニアは、フレイルの最も大きな原因の一つです。やり方は、両手の親指と人差し指で輪を作り、利き足ではない方のふくらはぎの一番太い部分を軽く囲みます。このとき、足は床に付けた状態で測ります。指輪っかと足の間に隙間ができる場合は、サルコペニアの危険度が高いです。
2…正しい
フレイルとは、病気ではないけれど、年齢とともに、筋力や心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい、健康と要介護の間の虚弱な状態のことです。
3…誤り
ロコもティブシンドロームとは、加齢に伴う筋力の低下や関節や脊椎の病気、骨粗しょう症などにより運動器の機能が衰えて、要介護や寝たきりになることや、そのリスクの高い状態を表す言葉です。「メタボリックシンドローム(メタボ)」や「認知症」と合わせて、「健康寿命の短縮」や「寝たきり、要介護状態」も3大要因のひとつに数えられています。
4…誤り
要支援1・2のような軽度の方々が要介護状態になる原因としては、「高齢による衰弱」「関節疾患」「骨折・転倒」が約半数を占めています。ちなみに、要介護1~5の方々の原因は要介護者等で介護が必要になった原因は認知症が最も多く、次いで脳血管疾患(脳卒中)、高齢よる衰弱となっています。
5…正しい
配偶者との死別による心理的苦痛を和らげるには、ソーシャルサポートは有効です。話を聞いてくれる、アドバイスをくれる、遊びや気分転換に誘ってくれるなど、周囲の人たちからの有形無形の支援です。ソーシャルサポートは、その内容によって「情緒的サポート:共感や愛情の提供」「道具的サポート:形のある物やサービスの提供」「情報的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供」「評価的サポート:肯定的な評価の提供」の4つに分かれています。
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