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介護ココロのケア

私「も」頑張ってるんじゃない? ~自分を数に入れてあげなくちゃね~

ケアカレッジ「介護のココロのケア」担当、グリーフケアアドバイザーのマミコです。

あんなに心待ちにし、指折り数えて待ち焦がれたゴールデン・ウィーーーーク!!!

でも、休日って普段の2倍くらいの速度で過ぎ行く魔法がかかっているようで…

「え?もう終わり?!」

と、あっという間に終わってしまい、またいつもの日常が戻ってきた…

うえーーん。
悲しみーーー。
(心の声)

年末年始・GW・お盆の時期の夏季休暇・シルバーウィークと、まとまったお休みが取れる機会は年に数回ありますが、まとまればまとまるほど「最終日」って気分が重くなりませんか???

あー、明日からまた仕事かぁ。
あー、明日からまた日常が戻ってくるのかぁ。

って、勝手に翌日のことで頭がいっぱいになって、最終日は楽しめていない。
もったいないこと、山の如し!!

今年のGW、私はカレンダー通りだったので、極端に大型連休という形ではなかったところに、仕事が少し立て込んでいて休日出勤をしたこともあり、連休感が薄かったとはいえ、それでもやっぱり「最終日」には少し気が重くなってしんみりしました。

連休明けの出勤日は「木・金」の2日だからがんばって乗り越えよう!

と言い聞かせつつも、やっぱり連休明けはいつものペースを取り戻せなくて低速モードだったり、小さなミスをしてしまったり、頭がボーッとしたり、スローペースな自分がいます。

でもねー、
身体がしっかりと「休みモード」になっている状態から、「仕事モード」に切り替えるだけでも、力を使っているわけじゃないですか!!!

アラームで起こされて、まだ眠い体を起こしてお布団から出るだけでも「一仕事」なのですから、今週は「起きて・仕事にいった」だけでハナマルです。

ちゃんと仕事に行って、ちゃんといるべき場所にいた。
それだけでご褒美レベルのことをやってのけたんですもんね!

お互いにほんとに頑張りました!!
あなたも私も、エライ!スゴイ!!

通常モードに戻ってきたところで、今日もまた「自分を大切にしようね」ということをお届けしたいと思います。

人に優しくできるあなたへ

ココロのケア、というカテゴリーのこの記事にたどり着いているということは、あなたはきっと頑張り屋さんで周りの人のために一生懸命で、人に優しくできる人だと思います。

困っている人がいたら声をかけたくなるし、誰かがしんどそうなら、つい手を差し伸べてしまう。

相手の気持ちを想像するのが、自然にできちゃう人。

そういう「やさしさ」って、本当に素敵なこと!!
きっとあなたの周りの人は、あたながいてくれたことで、すごーーーく助かってきたんだろうと思います。

でもね、ひとつだけ聞いちゃいます。

その優しさを、自分自身にも向けてあげていますか?

労いの言葉をかけたり、しんどいときには「休もうよ!それは明日でいいよ」って言ってあげる人に、自分を含めてあげられていますか?

自分のことを、数に入れてあげていますか?

たとえば、大切な友だちや職場で親しくしている人が「もう限界かも…」と言ってきたら、 あなたはきっと「そうだよね、よく頑張ったよ」って言ってあげて、優しく寄り添ってあげていると思います。

「ちょっとーー!弱音吐いてないで、しっかりして!!」

なんて、言わないですよね。

でも、自分に対してはどうでしょう?

「まだできる」
「もっとやれる」
「弱音を吐いてる場合じゃない」

って、いつの間にかそう思ってしまっていませんか?

自分のことを後回しにして、周りのことばかり気にして、 誰かのために動いてきたあなた。

そのやさしさの輪の中に、あなた自身は入っていますか?

「自立三点セット」

心理学を学んでいた時に、先輩カウンセラーから教えてもらったことがあります。

自立タイプの人によく見られる『自立三点セット』というもの。

【自立三点セットとは】
・頼れない(一人でやってしまう)
・甘えられない(ガマン強い)
・弱音を吐けない(グチや本音を言えない)

あなたは、いくつ当てはまりますか?

私は「バリバリの自立」で、私を知っている仲のいい友達からは「筋金入りの自立」と言われているので、当然のごとく3点セットをフル装備しています。

でもねー、これってしんどいんですよね。

なんでもひとりでやろうとせず、助けて!って甘えることができたらいいし、本当はもう限界なんだ!ってちゃんとSOSを出せたら、どれだけいいでしょう。

自立は大人になるうえで大切なことだし、 適度な自立であれば何も問題はありません。

でも…
行き過ぎてしまうと「自分を雑に扱う」ようになっていくのが、困りもの。

一人でできる
迷惑をかけない
しっかりしている

それは確かに素晴らしいことだし、社会生活を送る上である程度は必要なことでもあります。

でも実は、「自立」って、最初から好き好んで身につけたものではないことが多いんです。

頼ってみたのに助けてもらえず、すごく痛い思いをしてしまった。
また頼ったら、傷つけられるかもしれない…。

弱音を吐いたら、すごく冷めた眼差しで見られてすごく後悔した。
弱みを見せたら、どう思われるかわからない…。

そういう経験を重ねていくと、いっぱい傷つきますし、悲しさや恥ずかしさが積み重なります。

「だったら、自分でやってしまおう」
「ひとりでできるようになろう」

誰かに依存して助けてもらう、甘えるのではなく、自立して自分でできるようになるんだ!って、いろんな経験をして傷ついた分だけ、自分を守るために身につけていったものだったりします。

自立三点セットを全部持っている人は、自分のことを後まわしにするのが、当たり前になってしまっています。

誰かに頼ることへの罪悪感があって、弱音を吐くことを「ダメなこと」だって、心のどこかで思っていたりする。

でもね、それって、自分に対してフェアじゃないんですよね。

「この程度で”頑張った”なんて言えない」
「この程度で泣き言を言いたくなる私は、まだまだダメだ…」
「助けて!って言うなんて情けない」(…もういっぱいいっぱいなのに)

わたし自身、この傾向がかなり強く、自分の頑張りを誰かと比べてしまって、「はぁ…全然だめだなぁ」ってなることがありました。

ちょっと考えれば、他の人と私は違うのだから、比べることに意味なんてないのに、ね。
でも、自分が少し疲れていたりすると、頑張れない自分を責めちゃうんですよね。

自分への優しさの「おすそ分け」してあげませんか?

自分を責めたくなるときは、ほめてほしいときなのかもしれません。

「頑張れない私はダメな私だもん!」と拗ねてしまっているけれど、本当は「頑張れないくらいヘトヘトになるまで『頑張ってきた』のは、すごいことだよ」って、言ってほしいんですよね。

他の人はもっと頑張ってるのに…

そうかもね!
でも、私「も」頑張ってるんじゃない?
(マミコ談)

頑張れないとき、力が出ないときがあるのは当然 of 当然。

だって、『人間だもの』

いつもハイペースでなんでもできるわけじゃないんです。

力がない時があったとしても、力がない中で「自分なりに精一杯」やっているのではないでしょうか?

周りを見て、少ししょんぼりした後に、 自分を否定するでも奮起させるでもなく、

周りもすごい。
私「も」すごい。

って、自分サイズの奮闘をほめてあげられたら、拗ねていた気持ちがフワッと軽くなると思うんです。

この「私も」という言葉を、わたしは自分に語りかけるときによく使っています。

ちゃんと忘れずに、私「も」見てあげなくちゃ!!
ちゃんと忘れずに、私「も」数に入れてあげなくちゃ!!

「頑張ってる人のことを認めてあげたい」と思うなら、私「も」頑張ってるんじゃない?って、自分に言ってあげていい。

「頑張れないときは休んでいい」って誰かに言えるなら、私「も」頑張れないくらい疲れているんだから、休んでいいって許可していい。

「人に頼ることは悪いことじゃない」って分かっているなら、私「が」人に頼ることも、悪いことじゃないはずです。

人に向けるやさしさと、同じものを、自分にも。
それだけでいいんです。

自分を大切にすることは、わがままじゃない

自分に優しくする、というと 「甘えてるんじゃないか」「そんな余裕はない」って思ってしまう人も多いのですが…

実はね!
自分を満たしてあげることは、周りの人への優しさにもちゃんとつながっていくんです。

空っぽのコップからは、何も注いであげられません。
でも、自分のコップになみなみ水が入っていたら、あふれそうな分を、大切な人のコップに注いであげることができる。

自分に優しさという水をたっぷり注いで、自分の中に優しさがなみなみと入っていたら、その優しさを必要としている人に惜しみなく注いであげることができます。
だって、あなたの中にはたっぷりと「優しさの水」があるから。

でも、自分に優しさを上げていないと、優しさの水は空っぽで、誰かに与えようとするときには、自分を犠牲にして「絞りだして」差し出さなければいけません。
それってとてもしんどいことです。
疲弊して、もっともっとカラカラに乾いていきます。

ねっ!
自分を大切にして自分に優しさを注ぐことは、 周りを大切にするための「大事な土台」です。

今週も、よく頑張りました

今週、自分のことを後まわしにしながらも、ちゃんと自分のあるべき場所に立って頑張ってきたあなたへ。

今日は金曜日!
一週間の仕事を終えた日ですもの!!

自分に「私『も』よく頑張ったよね♡」って言ってあげてください。

温かいものを飲んでもいいし、好きな音楽をかけてもいいし、お風呂で疲れを癒してもいいし、何にもせずにただボーーッとするだけでもいい。

「何かしなきゃ」じゃなく、ただただ「今の自分」をそのままにしてあげる夜があるのも、素敵ですよね。

きっとそれが、来週のあなたへの、いちばんのプレゼントになるから。

今週は特に、連休明けに2日も身体に鞭打って働いたんですもの。
貴方も私も、本当にお疲れさまでした。

ゆっくり休んで、自分にたっぷりと英気を養えますように。

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マミコ

マミコ

グリーフケア・アドバイザー

株式会社ドットコム・マーケティング在籍。 2021年、グリーフケア・アドバイザー1級取得。 2024年、動物医療グリーフケア®「ペットライフグリーフケアアドバイザー」認定。 人生で最もつらく答えのない苦しみに対峙するのが喪失体験です。『哀しむことは愛すること』という言葉を胸に、愛で見守り・愛で受け止め・愛で支えるグリーフケアを目指しています。 グリーフケア分野以外のお悩み相談・カウンセリングでは、自分に優しさを向けて思いやり、自己受容する生き方のサポートを得意とする。

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