ケアカレッジ「介護のココロのケア」担当、グリーフケアアドバイザーのマミコです。
しばらくご無沙汰していました。
つい先日「2023年はこんな目標を達成する!」と新年の目標設定をしよう!と思ったはずが、目標設定は2月に…などと言っているうちに、気が付いたらもう12月も前半が終わりそうな勢い。
1年が本当にあっという間に過ぎていきます。
今年はコロナが5類になったことで、今まで「ガマン」を余儀なくされていたことが自由にできるようになりましたよね!
親しい人たちとお喋りしながらおいしいものを食べる喜び、旅をすることで非日常や刺激をもらったりストレス解消をしたりと、楽しみを謳歌できるのはとっても嬉しい変化。
コロナでの自粛期間に、今まで行えていた諸々の事柄が、いかに自由で幸せなことだったかに気付くきっかけにもなりました。
不自由さと緊張感・悲しみや閉塞感のあった数年間ですが、この世界は「陰陽」ですから恩恵となるものもありました。
私が在籍しているドットコム・マーケティングでも、コロナをきっかけに在宅ワークがメインとなり働き方がより柔軟になりました。
業務内容によっては誰しもが在宅勤務ができるものではありませんが、できる場所で可能な業種の人が「出社を制限する」働き方にシフトすることで、一気に働き方に変革があったのは確かです。
また、「健康への認識」も以前とは変わり、発熱時には無理をしないように…と柔らかい視点が広がったようにも思えます。
風邪薬のCMなども「休めない人が頑張るために」ではなく、「早く楽になるために」というように変化していますものね。
他にも外出できないことで「オンライン」での繋がり方も一気に広がりました。
今までは他県でリアル開催しかなかったイベントや学びの場が、オンラインで参加できることで広がったり、各種オンラインツールに触れる機会も増えました。
不自由もたくさんありながら、一方で恩恵となるような変化もあった数年間を経て、不自由の解除の後に「得られた恩恵」をプラスしていける今は、きっとコロナ以前よりずっと世界が広くなっているのだろうと思います。
5類相当に扱いが変化したとはいえ、コロナウイルスをはじめとした流行病や感染症がなくなったわけではありません。
感染症を体験して気付いたのが、命は病気で簡単に奪われてしまうこと、経済的な不安や様々な理由から自ら命を絶ってしまう悲しみがあること、混乱の中でも「みんなそれぞれができることを精いっぱいに頑張っている」ことでした。
私たちはみーーんな、自分を生きるということを「頑張っています」。
今年も無事に生きた!!
1年の終わりには堂々とそれを誇っていいんだろうと個人的には思っています。
前置きがうんと長くなってしまいましたが、年末年始は1年を振り返ったり、新しい年に叶えたい事を描くのにぴったりの時期。
私は毎年、時間を取って『今年の成長』という振り返りをしたのち、叶えたい未来を自由に描く時間を持つようにしています。
実は、仕事外ではありますが早々に1年を振り返るワークショップに参加し、すっかり忘れていたけれど…と自分の1年の変化を確認してニッコリしました。
今日からは雪の地域も多く「お家でおこもり」という方もいらっしゃると思いますので、ご自宅でゆっくりと「自分の1年を振り返り、来年どうなりたいのか?」という未来の設計図を描く時間を持つのはいかがでしょうか?
振り返りと未来の設計図のススメ
1年を振り返るというのは、自分にダメ出しをするためのものではなく、振り返りながら「自分の変化」「自分の成長点」を見つけるのが目的です。
つまり、1年間を振り返って「自分に対する表彰状」を贈るイメージです。
なので、振り返ってみた時に悲しかったこと・つらかったことを書くとしたら「どう向き合ったのか」「どう頑張ってみたのか」という書き方をオススメしていますし、基本的には自分を責めるようなことは書きません。
自分を責めることって日常の中でもよくやってしまっていませんか?
頑張り屋さんで努力家の人ほど、出来ない自分・足りてないい自分を責めるクセをもっていますものね。
それに…
1年を振り返って自分を叱責するなんて、楽しくないじゃないですか??
個人的なことですが、私は怒られると委縮しますし、褒められるとニヤニヤして伸びるタイプなので、数年前から「その年の自分の成長」を書き出し、『自分を褒める振り返り法』を採用しています。
向上心強め、かつ真面目な人ほど、ついつい自分に「厳しい目」を向けて、良い悪いをジャッジしてしまったり、足りない部分をダメ出ししてしまいます。
けれど自己肯定感(自己重要感)を高め、自己成長のモチベーションを高めるためにも、そしてなによりも「自分に優しくする」ためにも
過去と今を比べて、わずかでもいいから成長分を見つける
という視点を持つ事って、とっても大事なんです。
小さなことは見落としがちですし、あなたが当たり前にやれている事は他の人から見たら実はすごい事なのにそう思えていないこともいっぱいあります。
どんなに小さな変化や成長であっても、それはれっきとした「今年の成果」です。
変化したことが十分に素敵なことであって、変化の大小って本当は関係ないんですよね。
成長できた自分のことをいかに喜べるか、失敗したとしても挑戦したことを褒めてあげられるかどうか、幸せを感じる秘訣はこういう小さなことの積み重ねなんだとも思っています。
1年を振り返る記録を残すのは、なぜ重要なの?
出来れば「振り返り」は紙やノートに記録しておき、時々見返すのをオススメしています。
なぜかというと、記録しておくことで自分が何を頑張ってきたのか、どんなことに喜び、どうやって自分を楽しませようとしてきたのか?を見るたびに、その当時の自分が自分のために頑張っていたことを見つけられて胸がジーンと熱くなります。
読み返した時に自分を愛おしく思えます。
また、うまくいっていない時やつまづいた時ほど「マイナス思考」に引っ張られるので、自分の価値を見失ってしまいます。
そんな時に「私はちゃんと成長できたし、小さな変化であっても着実に変化できる」と思える証拠を持っていることは、自分を強くするのに役立ちます。
きっとこの一年、色んなことがあったと思います。
良いこともあれば、悪いこともあったでしょう。
もっとこうしたら良かったと後悔したり、うまくできなくてガッカリしたこともあるかもしれません。
「今年こそは!」と思っていたはずのことが、結局何も達成できずに終わった…という気がしているかもしれません。
けれどやっぱり、去年の自分と、365日を過ごしてきた今の自分は絶対どこかが違っていると思うんです。
ほら、RPGゲームではログインするだけで「加点されたり成長する」機能がありますよね???
あれと同じで、去年のあなたよりも365日分の経験値が加算されているんです。
絶対に、そうです。
楽しく、そして自分に優しく自分の一年を振り返って、新しい一年に向けて心のエネルギーをうーんとチャージしちゃいましょう♪
また、1年を振り返って自分を肯定するヒントを見つけるだけではなく、欲張りになりたい自分の姿を自由に設計・想像して、先にそれを叶えた気分でお祝いしちゃうのも超絶オススメです♡
【予祝】というものですね!
実はこれ、私が実際にワークショップに出席して体験したのですが
・めっちゃいい気分になれます。
・脳内妄想が加速して、幸せ気分が溢れ出しちゃいます。
・ほんとにワクワクが膨れ上がり、すごく楽しいです!!
なので、ただ1年を振り返るだけではなく、来年の自分のなりたい姿を「設計図」として描く時間も作ってみてください。
ということで、プレゼント
とはいえ、1年を振り返るってどうしたらいいの?
と漠然としすぎてテーマや課題がないと難しいと感じる方もいらっしゃると思います。
そこで、私のおすすめテーマに基づく『1年の振り返りと来年の設計図』を描くためのワークシートを用意しました。
もしもお時間があれば、ぜひワークシートを埋めてみてくださいね。
あなたは今年もちゃんと成長しています。
そんな自分の変化を笑顔で受け取れる1年の終わりでありますように。