【問題9】介護保険法に定める指定居宅サービス事業者の責務として正しいものはどれか。 3つ選べ。
- 医師の診断書に基づき居宅サービス計画を作成しなければならない。
- 要介護者のため忠実に職務を遂行しなければならない。
- 自らサービスの質の評価を行うこと等により常に利用者の立場に立ってサービスを提供するように努めなければならない。
- 利用者が居宅において心身ともに健やかに養護されるよう、利用者の保護者を支援しなければならない。
- 法令遵守に係る義務の履行が確保されるよう業務管理体制を整備しなければならない。
答え:2.3.5
【問題9】の解答解説
1…誤り
居宅サービス計画の作成において、医師の診断書は必ずしも必要ではありません。ただし、例えば訪問看護や通所リハビリテーションなどの医療系サービスを位置付ける場合には、医師の指示が必要となります。医療系サービスを利用する場合には医師の指示が必要というところを押さえておくといいですね。
2…正しい
介護保険法第74条に「要介護者・要支援者の人格を尊重するとともに、介護保険法又はそれに基づく命令を遵守し、要介護者・要支援者のため忠実にその職務を遂行しなければならない」と規定されています。問題の解き方としては、忠実に、というところが少し引っかかる感じもありますが、いったん○かなぁと当たりをつけておいて、残りの設問を見ていくといいですね。
3…正しい
介護保険法第73条に規定されています。介護サービスの質を担保するために、自己評価を行い利用者さんの立場に立ってサービスを提供するよう努める、という努力義務となっています。これは内容的に、その通りかな、という感覚で読み解くといいですね。
4…誤り
「健やかに養護されるよう」「保護者を支援」という表現が少し違和感を感じるところですね。これは児童福祉法において規定されています。介護保険法ではありませんので、誤りとなります。
5…正しい
介護保険法第115条において、「介護サービス事業者には、法令遵守等の業務管理体制の整備が義務付けられている」と規定されています。法をきちんと守れるように業務体制を整備する、という点において、その通りだな、と捉えられるといいですね。
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