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第26回ケアマネジャー本試験解答速報 問題11「​​​地域医療介護総合確保基金」

【問題11】地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律に規定する基金(地域医療介護総合確保基金) について正しいものはどれか。3つ選べ。

  1. 医療及び介護の総合的な確保に関する目標を達成するために必要な事業に要する費用を支弁するため、都道府県が設ける。
  2. 公的介護施設等の整備に関する事業は、支弁の対象とならない。
  3. 医療従事者の確保に関する事業は、支弁の対象となる。
  4. 介護従事者の確保に関する事業は、支弁の対象となる。
  5. 国が負担する費用の財源は、所得税及び法人税である。
答え:1.3.4

【問題11】の解答解説

地域医療介護総合確保基金については、今回の試験で初めて問われたポイントでした。
地域医療介護総合確保基金というのは、いわゆる団塊の世代が全て75歳以上となる2025年、その後の生産年齢人口の減少の加速等を見据えて、「効率的かつ質の高い医療提供体制の構築」と「地域包括ケアシステムの構築」を推し進めていくにあたり都道府県に設置された基金になります。

1…正しい
これはその通りです。医療及び介護の総合的な確保に関する目標を達成するために必要な事業に要する費用を支弁するため、都道府県が設置することとなっています。ちなみに、支弁というのは「金銭を支払うこと」という意味になります。

2…誤り
地域医療介護総合確保基金の対象事業は5つあります。

<地域医療介護総合確保基金 対象事業⑤>

  1. 地域医療構想の達成に向けた医療機関の施設又は設備の整備に関する事業
  2. 居宅等における医療の提供に関する事業
  3. 介護施設等の整備に関する事業(地域密着型サービス等)
  4. 医療従事者の確保に関する事業
  5. 介護従事者の確保に関する事業

設問の「公的介護施設等の整備に関する事業」は3番目の事業にあたりますので、誤りとなります。

3…正しい
医療従事者の確保に関する事業は対象事業に含まれます。

4…正しい
介護従事者の確保に関する事業は対象事業に含まれます。

5…誤り
国が負担する費用の財源は、消費税の増税分から活用されています。

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三方憲子

三方憲子

ケアマネジャー受験対策講師

15年前に第2子の出産を機に介護職に転職。訪問介護員約5年、特別養護老人ホーム8年、市の認定調査員の勤務経験あり。ケアマネ受験対策講師8年目。現在まで約150名以上の受講者を担当。1日講座150回以上、個別指導900時間以上の実績あり。2022年度合格率83%の実績と自らの受験経験、様々な働き方で合格した方々の事例を活かした「分かりやすさ・効率・継続重視」の指導をオンラインと会場セミナーで展開中。YouTubeチャンネル【ケアマネ合格革命・三方憲子】で授業動画を配信中。登録者数3,800人突破、1か月再生回数3万回を超える。ポイントを絞った「分かりやすさ」重視で視聴リピーターが多数存在する。

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