介護支援専門員（ケアマネジャー）の資格試験は、例年合格率が20％前後の難関試験…ではありますが、試験対策にはコツがあります。お仕事と並行して、家事・育児もこなして受験勉強して挑む方がほとんどです。時間が無いから、お疲れのところ勉強するからこそ！短時間で結果がでやすいコツを知って、1日も早く「できるかも？」と勉強に興味を持ち、楽しくなるように受験対策を始めて9年目です。
独学で・通信講座・会場やオンラインでセミナーを受講…と勉強のやり方も様々ですが、これははずせない共通のポイントがありますのでご紹介します。今の勉強方法と比較してご参考になれば幸いです。
ポイント① 勉強時間の質
問題をやり解答して、間違えた問題は解説を読む。という方が大半ですが、「解説を読んでも分かりません」という方が多い印象です。そんなときどうするかを伺うと、「調べる」という方が多数派です。分からないことをそのままにしておくのは気持ち悪いし、大事な事項だったら…と思うと不安で調べる。お気持ちはよく分かりますが、『調べる時間は勉強時間にならない』です。今の勉強時間にどれくらい調べる時間を費やしているか。これが多いと本当にもったいないし、勉強時間の割には点数が伸びないという原因になります。問題に向き合う時間が勉強です。勉強時間の質を見直してみましょう。
ポイント② 今の勉強方法で試験日まで万全の準備ができるか
勉強方法はいろいろです。書店の参考書や問題集で独学、通信教材、会場やオンラインでセミナーを受講…など準備する方法、ツールはたくさんありますが、「今の方法で万全の準備ができるか」を確認しましょう。読んでも分からない参考書、難しくてなかなか進まない問題集、教材セットがダンボールで送られてきたままほとんど手付かず…という方にも多く出会います。試験対策の武器になるかどうか見極めて、自分に有効な方法を選んでほしいですね。
ポイント③ 自分の実力はどれくらいか
お仕事・家事・育児と並行して勉強をするわけなので、できるだけ最小の努力で合格圏内の実力になりたい。そう思うのであれば、「自分の現在地」と「ゴール」の方向性と距離を把握していかなければなりません。ただやみくもに勉強しても、ムダな労力をかけてしまっているかもしれません。
常に、課題がわかるとそれに集中できるので、「できること」「できないこと」を整理しながら勉強することをオススメします。
ポイント④ 点数アップには何をやればいいか把握しているか
「できること」「できないこと」の区別はできていますか？課題がわかるとそれに集中できるので、「できること」「できないこと」を整理しながら勉強することをオススメします。また、できることが増えれば、気持ちも前向きになり勉強が加速します。もっと伸ばせるポイントを常に探しましょう。
いかがでしょうか？これらを把握していなければ、ただやみくもに勉強することになりかねません。時短で効率よく点数アップするために振り返ってみてください。
＜近年の試験傾向＞
2018年に受験資格の変更があってから受験者数は激減しましたが、それ以降少しずつ増加傾向です。合格率は、10％代後半〜20％台と横ばいです。
しかし、問題の内容・文章は3回前から易しくなったと感じています。文章でミスリードを誘うような問題が激減しました。受験者側にとっては、学習したことを解答しやすくなったのでこれは有利ですが、テストの平均点が上がり合格基準点も高くなります。直近では、正答率70％でも合格できなかった年もあります。このような試験は「うっかりミス」が命取りになりかねません。基本的な事項の理解度、正確性が重要になります。ただの“暗記”ではなく、根拠まで言えるよう理解度を深めることをオススメします。
私の受験対策では「言語化」にこだわっています。分かっているだけでは説明しにくく、理解していることでないと言葉にして説明できません。平日の朝晩にオンラインでライブ授業を開催、参加者の皆様とセッションして思考を「言語化」してもらいます。人の考え方も聞ける貴重な場です。
もし、おひとりで悩まれているなら一緒に勉強しませんか？
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