家族介護は、想像以上に心身へ負担がかかります。移動や排泄、入浴などの身体介助で身体的な疲労が蓄積し、さらに先の見えない不安やストレスなど、精神的な負担も同時に抱えながら介護を続けているご家族は少なくありません。家族のために頑張り続けているからこそ、心や体が疲れてしまうのは当然のことです。
私がデイサービスで働いていた頃、朝お迎えに伺うと、ご家族の表情から日々の介護の大変さが伝わってくることが何度もありました。「おばあちゃんは家が好きだから」と施設に入所せず、ご家族で協力し介護を続けているご家庭もありました。
こうした日々の介護の中で、「もっと安心して、無理なく続けられる方法はないだろうか」と考える方に役立つのが 介護職員初任者研修 です。 介護職員初任者研修と聞くと、「介護職員になるための資格」という印象を持つ方が多いかもしれません。実際に、受講される方は介護の仕事に就きたい方や、すでに現場で働いている方が多いですが、自宅で介護している方にもぜひ受講してほしい研修です。
正しい介護技術を学ぶことが負担軽減につながる
研修では、怪我を予防し身体的な負担を減らすための 正しい介助方法 を学べます。立ち上がり介助、ベッドから車いすへの移乗、入浴時の支え方など、適切な動き方を知ることで、介護者自身の腰や肩への負担を大きく減らすことができます。
心理的負担の軽減にもつながる
受講のメリットは身体面だけではありません。認知症の理解や心理的な関わり方を学ぶことで、精神的な負担も軽減されます。「しっかりして」「どうしてこんなこともできないの?」と、つい強く言ってしまうこともあるかもしれません。しかし、介護される側の気持ちや行動の理由を理解できると、イライラが少し減り、心の余裕が生まれることがあります。

家族介護は“当たり前”ではない
「家で過ごす時間を少しでも長くしてあげたい」「今まで育ててもらったから、今度は自分が面倒をみたい」——そう思える家族関係は本当に尊いものです。ですが、愛情だけでは支えきれない現実もあります。
介護職員初任者研修は家族介護を支える“力”になる
正しい知識と技術を身につけることで、身体的・精神的な負担を軽くし、より安全で安心できる介護になります。介護職員初任者研修は、家族介護を支える強力なサポートとなるのです。 家族介護を行っている方が実際に介護職員初任者研修を受講して「介護が楽になった」という声も実際にいただいています。介護職員初任者研修を受講して少しでも楽に家族介護ができればと考えています。
