ターミナルケアについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。
- 人生の最終段階を穏やかに過ごすことができる環境の整備は、法律に基づく政府の努力義務とされている。
- 介護保険の特定施設は、看取りの場となり得る。
- 看護師は、死亡診断書を作成することができる。
- 痛みの訴えは、身体的な要因によるものであるため、医療処置で対応できる。
- グリーフケアとは、遺族の悲嘆への配慮や対応を行うことである。
答え:1.2.5
【問題40】の解答解説
1…正しい。
2013年12月に「持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律」が施行されました。その法律の第4条5項に「患者の意思がより尊重され、人生の最終段階を穏やかに過ごすことが出来る環境の整備を行うよう務める」と、国が果たすべき努力義務規定が明記されています。
2…正しい。
ターミナルケアが提供される場所は、病院や自宅だけではありません。特定施設を始め、認知症対応型共同生活介護やサービス付き高齢者住宅、有料老人ホームなどの居住系施設も様々な「住まいの」の類型であり、ターミナルケアが提供される場所となり得ます。介護保険施設である介護老人福祉施設も同様です。
さらには、一時的な居場所と位置付けられるショートステイや看護小規模多機能型居宅介護、小規模多機能型居宅介護もまた、ターミナルケアの提供場所になり得ます。
3…誤り。
死亡診断書を作成することができるのは、医師、歯科医師のみです。
4…誤り。
痛みの訴えに対しては、精神的なケアも必要になってきます。
5…正しい。
グリーフケアとは、設問にあるように遺族の悲嘆への配慮や対応のことで、悲嘆へのケアと呼ばれており、重要な意味があります。死後のケアであるエンゼルケアもグリーフケアの一つと言えますね。
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