【問題2】地域福祉や地域共生社会について正しいものはどれか。3つ選べ。
- 市町村は、包括的な支援体制を整備するため重層的支援体制整備事業を実施しなければならない。
- 市町村は、市町村地域福祉計画を策定するよう努めるものとする。
- 地域共生社会とは、子供・高齢者・障害者などすべての人々が地域、暮らし、生きがいをともに創り、高め合うことができる社会のことである。
- 介護保険法に基づく地域支援事業等を提供する事業者が解決が困難な地域生活課題を把握したときは、その事業者が自ら課題を解決しなければならない。
- 高齢者と障害児・者が同一の事業所でサービスを受けやすくするための共生型サービスは、介護保険制度と障害福祉制度の両方に位置付けられている。
答え:2.3.5
【問題2】の解答解説
1…誤り
重層的支援体制整備事業は、義務ではなく任意事業となっています。重層的支援体制整備事業というのは、地域共生社会、包括的支援体制をより具体的な事業として推進していくために施行されました。
①相談支援②参加支援③地域づくりに向けた支援を一体的に実施することになっています。
2…正しい
市町村地域福祉計画の策定は、努力義務とされています。
3…正しい
地域共生社会というのは、支える側、支えられる側という関係を超えて、人と人、人と社会がつながっ
て、ひとりひとりが生きがいや役割を持ち、助け合いながら暮らしていけるよう、コミュニティや地域や社
会を作りましょうという考え方のことです。
4…誤り
もちろん事業者自らが課題解決に取り組むことも大切ですが、抱え込まない、孤立せず地域全体で支え
るということが重要となります。行政や専門職、住民など。関係各所と連携ととって対応することが求め
られています。
5…正しい
共生型サービスというのは、介護保険サービス事業所が障害福祉サービスを提供でき、障害福祉サービス事業所が介護保険サービスを提供できるということを目的に作られた制度です。
これまで障害サービスを利用していた方が65歳になって、事業所が使えるようになります。
共生型サービスは、介護保険の訪問介護、通所介護、ショートステイに対して認められています。
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